【ミラン対フィオレンティーナ】定番化してきた開始早々の失点、タミー、ヨビッチで振り出しに戻しメニャンに救われ続けるも最後は押されてドロー決着 【SeriA第31節】

MIL

上位勢との戦いが続く中、キーン再ブレイク中のフィオレンティーナをホームに迎えた1戦。

コッパ・イタリアでの調子の良さからタミーが引き続き先発、そして久しぶりのトモリ、ムサも先発しスタートも・・・

【前半】ゴタゴタのDF、ムサ空回り、タミー頑張る


お馴染みの4ー2ー3ー1スタートも
前半10分までに立て続けに失点重ねて0-2…。

試合に出れてないからプレーの選択ミスも致し方ない気もするが、雑なタックルから折り返されOGの1失点目。
自陣で無茶な突破をしかけ奪われ左右に振られて決められたムサの失態で早い時間にまた追いかける展開に・・・(また同じ展開)

トモリは楔を何度も入れてビルドアップ頑張っていたが、降りてきたレオンらにはマンツーマンで人が付いてきてヒヤッとする場面が多かった。
そんな中でタミーがプリシッチと攻撃のビジョンを共有して人数の揃ってる相手DFラインでワンツーで抜けタミーが振り抜いて1点返す。
調子の良さをそのままに点取り屋として最近は特に機能しており、レンタルとは言え頼もしい存在に。
その後、
ムサのミスが目立って前半でヨビッチが代わってピッチへ。
4ー4ー2の形に移行してヨビッチがパスの出し手としても良い動きをしたり守備もしっかりして前半追いつけはしなかったものの、ATのテオの抜け出しで1vs1になりかけたシーン含め良い空気になり始めた。

【後半】ヨビッチのオフザボールでの貢献、フェリックスは完全終了か

後半も4-4-2で試合は進み、

ヨビッチの良さが前面に出て前半のタミー1トップ時に比べてより一層
スムーズにボールを運び、ポゼッションも上手くやっていた。
ヨビッチが必要なタイミングで降りて、ボールに触れなくとも相手CBを1枚釣って
最終ラインを動かし動きなおしや、受けてからレオンへのスルーパスの起点にもなり
フィニッシュ以外の部分でも貢献度は大きかった。

トモリも前半の出来に比べて、相手に触られる前に奪取し
タミーが負傷して代わりに入ったサンティへの楔が後ろのヨビッチに届いて
同点弾の起点に。
そのサンティもデヘアとの接触で負傷し交代・・・

最後のボンド、チュクウェゼ、フェリックスの3枚交代で試合は完全終了の結果に。
パスミスからのピンチ、プリシッチが居なくなって右の効果的な動きがなくなり、フェリックスの球離れの悪さでテンポダウンもありギアを上げれることなく勢いは止まった。
左ではテオが終始、ドドーにやられ続けていたしプライドだけで全く抑えられなかったし
、攻撃面では高い位置に姿を見せる事は多かったが、キックミス目立って決定機をとことん活かせなかった。

失点につながる1vs1も かなり多かった が全部メニャンがスーペルセーブ連発で完全ストップ。
後半は枠内シュートも多かったミランですが、同様に相手のデヘアも人間離れしたセーブで守り続けお互いのキーパー本来の実力が如実に見えた試合でもありました。

【総括】後半の交代メンバーの選択、LSB起用について

後半から出たメンバーでまだ良かったのは
負傷交代したサンティのみ。

チュクウェゼはまた内側しか見ておらず、
フェリックスはボールに絡みに行くだけ行って見返りのあるプレーは無く、ロストや停滞で終わり
ボンドはそのカバーで精一杯だったしあの時間では何もできない。
ソッティルを入れてレオンを中央で使ってプリシッチは最後まで残すべきだった。
フェリックス、チュクウェゼ同時起用は怖いし何も生み出せる気がしない…。

LSBはテオを使うならチャウ、パヴロヴィッチの2枚か、トモリを左CBに置いてテオのだらしない守備をケアする配置にすべき。
この試合のテオはチャンス回数多かったのに活かせず、ドドーに自由にオーバーラップされ危機感の全くない守備をまたやってた。テオの攻撃面のロマンはあるけど不安定な最終ラインを引き起こす引き金でもあるし、それなら前半だけでもテラッチャーノを試して欲しい。

テオのミランで闘う姿をまだ見たい気持ちはありますが、今シーズン何度も悪目立ちするシーンや時期が多いし安定した戦いを目指すなら起用は厳しくなってきていると思います。
レオンは数字でこそ、大きなインパクトは無いものの徐々に継続性を取り戻しつつあるので
その流れでテオにも本当に気を引き締めて頑張ってほしい(何度目?)

・後半からテオ起用
・フェリックス起用するならルールを設ける
・テラッチャーノを試す(怪我とかでは無いはず)
・場合によってはソッティルを左、2トップの一角にレオン

次節はこの辺りを行って欲しいです。

HONAMATA

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