いよいよ、今シーズンラスト試合になったモンツァ戦。
最後はレオン、テオは出場せずも流れの中から良い攻撃をし続けて2ー0クリーンシートで最終的に8位でフィニッシュ。
【感想】
カウンターで決められたりピンチを招くチャンスは少なく、ボールを保持した状態からPA付近でシュートを打つ決定機が前後半通してとても多くて素晴らしかった。
(ケイタバルデの幻のボレー弾にはヒヤッとした)
ヨビッチをトップに置き、2シャドーのプリシッチが基本降りて組み立てに参加してフェリックスはヨビッチの近くにポジションを取り斜めのランニングで【シャドーストライカー】として存在感を発揮していて効いてた。
ただ、相変わらずチャンスシーンでのキックミスが多い…。
が、直接FK弾になったゴールは良かったし良い動きを見せていたのも確かだったので、もっと早く順応して役割も限定させたかったなと。
プリシッチも良い動きをしてくれるけどヨビッチがフリーになってる時に配給出来なかったり、2人にマークされて横パスで終わる事が多かった。
ただ、中央でのパス回しで崩しにかかる姿勢はポジティブなもので、後半のチュクウェゼもシーズン前半と比べて改善が見えていたり、後方のガッビアからのロングフィードも多く見えて良し。
パヴロヴィッチのまさかのFKが意外にも良いコースに飛び先制点になりかけた場面にはビックリ。守備面も1.5人分働いてくれるし、同じ左サイドのバルデザーギもワンタッチパスや、ロングボール等、安定したプレーでクリーンシートに貢献。来シーズンの凄く期待できる出来だった。
特に、カマルダの出来には驚き。
普通に相手DFに恐れることなく前を向いてプレーし続け、ハンドになったシュートシーンのトラップからの反転にはこの試合で1番テンションが上がった。今後間違いなく、起用し続けるべきだし、個人的にはレンタルに出さずに後半の数分でも良いから来シーズン出場時間を確保してプレーしている姿を多く見たい。
何年か前の、ユーべで出続けた時のモイーズ・キーンの様に主力として使われると嬉しいなと。後先考えずシンプルな意見ですが…。
そして久しぶりにピッチでプレーしているフロレンツィも見れて良かったし、キックに期待できる選手がピッチ内に居るのは良いですね。
24番を付けている後姿を見ると、ケアーを思い出して何だか勝手に寂しい気持ちに…。
【ガッビア】CKからの先制弾、救世主から来期はリーダーへ
前半から攻撃の時間が常に続いてが、ネットを揺らすには至らず先に失点をしようものなら
怪しい雰囲気が漂いそうな予感すら感じそうだなと個人的に思っていた時間でのガッビアの先制点は本当に頼もしかった。
大事な場面で重要なゴールを決めてくれる勝負強さ、最終ラインからずっと求めていたロングフィードが見える事もこの試合は度々あって先制点を決める前から良い仕事をしてた。
3バックになってから3センターの中央を務めるファーストチョイスとして更に最終ラインを支える存在になっており、生え抜き選手がスタメンで戦う姿が見れるのは凄く熱い。
最近のCBは守備が出来れば良いのではなく、攻撃のテンポアップや始まりを担う役割にもなっている現代だからこそ配給力も求められているし今のミランは特に中盤が消されるとボール保持しても、【全てのきっかけ】が作れないので、ガッビアのロングフィードに来シーズンは特に期待したい。
そして、
個人的には身体能力ではなく、判断力でアタッカーを潰したり、遅らせながらここぞというタイミングで的確なタックルでボール奪取し、ビルドアップでは積極的にロングボールを蹴り込むケアーのような、DFリーダーになっていって欲しいです。
今シーズン、色々な最後のチャンスがありながら掴み切れず失敗に終わった結果を無駄にせず
経験を活かしながら夏に新しいスタートを切りたいですね。
ミラニスタの皆様、今シーズンもお疲れ様でした。
125周年ユニフォーム、新ユニフォームかっこよかったな…。
HONAMATA
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