前半戦同様、カリアリに追いつかれ痛恨ドロー【ミラン対カリアリ SeriA 第20節】

MIL

ダヴィデ・二コラ率いるカリアリといえば前半戦、カマルダ君が初スタメンを飾って挑むも先制され勝ち越しでも追いつかれを繰り返して最終的に3ー3で勝ち点をこぼした苦い記憶の相手。

そんな相手と2025年を迎えた後半戦早々衝突。
先制するも追いつかれ、力不足を露呈し終了のホイッスルが鳴り、今回もカリアリ相手に勝ち点を取りこぼす嫌な記憶に終わる。

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ポジティブなポイント

結果的に追いつかれて、勝ち点を取りこぼしたものの個人的に前向きに捉えられた部分をゆるく綴ろうと思います。

まずざっくりと【今節のスタメン】

前節のスーペルコッパ、インテル戦のスタメンから変わったのは2人。
レオンが復帰して今節からスタメンに戻ってきたのと、累積警告でエメルソンの代わりにカラブリアがスタメンに。
前半、所々でカウンターを食らってヒヤッとするシーンが見えるも、完全に主役と脇役でハッキリ分かれていたしミランペースだった。
カラブリアが入った事で守備の不安定な面は見えるシーンもあったものの、インナーラップオーバーラップを繰り返していて右サイドがムサとプリシッチ頼みの縦の攻撃ではなくなりレパートリーが増えたのは好印象だった。

左はシンプルにテオとレオンが入れ替わりながらモラタ、ラインデルスも斜めの動きを取りつつ、縦、横だけにならずに有効的な攻撃が演じられていた印象。
高めの位置を取りながらアンカー兼、試合を作る供給源としてフォファナが右サイドにもパスを送り続けて両サイドに振りながら攻撃を彩ることはできていたし現にPA内、付近でシュートを打つ回数も多かった。
後半も相手に修正されて最終ラインを中央にコンパクトに人数を敷き詰められて外に逃がされる形になったものの、今節も4ー4ー2に変更してからPAエリア内で決定機を何度も迎えられてドン引き相手にも流れの中からチャンスを作れるようになったのはカンピオナート巻き返しに向けても非常に大きい。
決め切れない部分はそうしても目立つが、決定機作れずクロスを上げ続ける戦い方に比べればポジティブな内容だったかなと個人的に思います。

ネガティブなポイント

CK後、カラブリアの軽率なプレスからフェリーチに打たれた場面は見慣れた光景ではあるけど本当に怖い。贔屓目はあるけどもCKの時に外に立たせないでほしい。
中に入ってこぼれ球狙うか、暴論だけどキック上手くなってCK蹴ってくれ…そうでもしないとあの一発で決められてしまうし危なっかしい・・・。

決定力不足
序盤のレオンの鬼キープから独力で運んでムサに当ててそこからラインデルスの足元にラストパスを送るも、パスの距離が少し長く足元に入りすぎて合わずでシュートに持っていけなかった場面。
カウンターでラインデルスとのワンツーでレオンが抜けて前にスペースがあるPA内のプリシッチにパスしてダイレクトで打つもGKの正面で決まらなかった場面。
右サイドハーフライン付近に降りてきたモラタからのロングボールでタミーが抜けて1vs1になってコース甘く決まらなかった場面。

このガッツリ引かれたブロックを敷かれた中でこの決定機を生み出せたのは凄く良かったけどどれも決め切れずで終わったのがマイナス。
は序盤だったのとはプリシッチの疲れが出てたのかなって思うので仕方ないかもしれないけど
に至ってはタミー後半から出て来てるんだから尚更決めてほしかった・・・。

失点シーンのフォファナは判断含めミスの連発だったしテオももっと寄せられたと思う。
前半はフェリーチの完璧なシュートをメニャンが超人セーブで防いでくれてたから、何とも言い難いけどメニャンなら止めれたなって思う場面ではあった。

総括

結果的に自分たちのチャンスの数に対して点を取れず、リードできなかったのが勝ち点を落とした要因とも思いますが
この試合後もピッチ内ですぐに輪を作ってコンセイソンがチームに喝を入れてくれるシーンが個人的に胸アツポイントでした。
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就任からこの熱量でずっとやってくれるコンセイソンの背中は
すでに今のミランに欠かせないもになっていると思うので、この闘将の気持ちを吸収してカンピオナート逆襲に向けて進んでいってほしいと思います。

試合前日に宿泊してから試合に挑む、気持ちの入れ方も好印象すぎる…
それと急にトップチームデビューを果たした、オモレグベ君にはびっくりだった・・・

HONAMATA

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