ミラン、国際舞台には強く破竹のCL5連勝【CL 第7節 ミランvsジローナ】

MIL

前節、ユヴェントス戦では相手の守備に苦しまされミスを疲れ0-2で敗れたミラン。
カンピオナートでは中々リズムを作れず得点も少なく勝ち点を積み上げれていない状況で
迎えたCL第7節。
チャンスは作るもネットを揺らすのはそう簡単ではなく
この試合もメニャンに救われ、CLで輝き続けるレオンのゴールを守り切り結果的に1ー0で勝利。

初期の形は ベナセルをアンカーの位置に置いた4-3-3

後半はプリシッチをトレクァルティスタに置いた4-2-3-1

2024夏のメルカートで加入したばかりの
エメルソンパヴロヴィッチに移籍の噂が出て迎えたジローナ戦。

噂が出るも、両者先発で始まるもエメルソンが開始早々負傷交代
試合後の情報によれば、全治2~3ヵ月の離脱になるそう。

アップの時間も無いまま、カラブリアが変わってピッチへ。
全体を通してこの試合は終了まで出場し、随所でエメルソンとは違った積極的な配給
インナーラップでこの試合はムサとの連携で右サイドからチャンスを生み出していた。クリアミスやシュートミス、守備の不安な部分は時々あったものの
割り切ったプレス、ロストを恐れず縦パスを入れるシーンは個人的に好印象だった。

【そしてメインのパヴロヴィッチについて】

久しぶりの出場ながらフル出場。
少し危ないシーンもありはしながらもパヴロヴィッチらしい闘志溢れるプレー
空中戦も勝ち続け、足を延ばしてクリアする場面も多々ありガッビア最終ラインの砦として存在感を発揮してた。
守備時の積極性とは裏腹にビルドアップでは安全な選択肢を選んでいたパヴロヴィッチが
この試合は、コンセイソンの指示なのか縦パスロングボールを積極的に配給していて
そこからテオが抜け出すシーンを生み出すきっかけにもなっていて
チャウ不在で行き詰った最終ラインのビルドアップ役としても活躍していた。
その中でもスライディングで横パスをカットしクリアした場面でガッツリを見せていた所に
頼もしさや熱量を感じたし、空中戦に弱いトモリに比べて高さもありビルドアップも出来る点は
カンピオナートにおいても大きな収穫になったので次戦も先発起用してほしいなと。

この試合も左はカウンターメインで攻め、ボール保持時は右から攻めることが多かった。
左はラインデルス、テオ、レオンでシュートチャンスを作り
右はカラブリア、ベナセル、フォファナ、ムサで深くまで入り中央に折り返したり
両サイドからチャンスを迎えていた。

守備時もいつもの前線からのプレスに加えて中盤3枚が果敢にボールに詰め寄り
ムサも無尽蔵のスタミナを活かし守備面でも効いていた

ムサが攻撃面で右サイドを牽引しておりポストを叩いた惜しいシュートもあった。
この試合もチャンスの回数に対してネットを揺らす回数が非常に少なかったものの
プリシッチ不在で手詰まりを見せることなくムサが単独突破も含みチャンスシーンを作り続けた。
ただ中央で合わせる人が居ないのが悔やまれる…モラタ、タミーは動きなおして折り返しに合わせられるほど器用じゃないしそこにラインデルスが入ってきてほしいけど
守備のタスクも多く立ち位置が低い、試合数が多いこともあり疲労も抜けないので
ダービーまでに1試合まるまる休ませてあげたい…できればそこの役を務められる控えが欲しい。

スーペルメニャン、CLで輝き続けるレオン

1試合を通してテオ、レオンの2人にフリーでシュートを打つ何回かチャンスが訪れるも決め切れずの展開が続き、
先制点を奪うまで、奪ったあとにもPA内で決定的なシュートを食らう場面がありはしたが、
どれもカピターノとして直近の試合でも被シュートを全力で弾き続けたメニャンの足セーブ
この試合はクリーンシート。
しかし、左サイドの守備が軽くて、エイバル時代、乾貴士の元チームメイトのブライアンヒルに左足でコントロールショットを決められるもVARでオフサイド判定になったことに救われた…。

そんな中、スローインからスタートしムサが囲まれてロスト。
そこからハーフラインのFWにボールが入った瞬間ベナセルが即プレスをかけ、前線に残ってたレオンに滑りながらもスルーパス。
それをレオンが2回切り返し最後は左足でニア上にズドンで決勝点

得点のは繋がらなっかたもののレオンのラストパスの精度が上がっているのとアウトで浮かしたボールをムサに配給したシーンには驚いた…出し手としてチャンスメイクをする回数も増え
この試合でも相手の横パスをスライディングでカットするシーンもまた見え、感覚ではなく頭で考えながらの守備のう上達が最近の試合で目立ってきて攻撃のみならず、守備面でも仕上がってきていてミラン加入後今が1番輝いている気がする
この勢いのままカンピオナートでも光続けてほしいしミラノダービーに向けて怪我無く今の状態を維持してコンセイソンミランでさらなる成長を遂げてくれることを祈ってます。

前半早々交代して入ってきたカラブリアが講義で要らないカードを貰い、次節のディナモ・ザグレブ戦が累積警告で出られない状況になったのは本当にもったいないし擁護できない。
熱さがあるのはいいものの、肝心なこのタイミングで次戦出られなくなるのはあり得ない。

テオも守備はまぁいつも通りで良くはないが、攻撃で顔を見せることも増え攻撃力はついた。
が、シュートに雑さが要所要所で見えるから守備で良い活躍を見せられない分得点またはアシストで貢献してほしい。
また途中から出てきた、タミーは微妙だったもののテラッチャーノはボランチの位置で走り回っていたしコンセイソンも器用してくれているからここから中盤orサイドバックのどちらで計算されているかわからないけどプランとして認識されていると思うので期待に応えて序列を上げていってほしいなと思います。

近々でウォーカーの加入が決定的になり、結果的にエメルソンが負傷離脱した穴埋めにもなるので良かったなと。あとは守備してくれるのはありがたいけどゴールに振り切ってくれるストライカーが必要なので、モラタ・タミーのどちらかが攻撃に重きを置いて大事な試合で決め切れたり
噂が完全に消えていったラッシュフォード、フェリックスに代わって
急に話題に上がっているフェイエノールトのヒメネス獲得が現実になり追加でフォファナ、ラインデルスを休ませられる代役を確保できたら最高なんだが…。
まぁ実現は難しいのであまり冬のメルカートに期待できないけど…。

グループステージは恐らく突破濃厚なのでCL、コッパイタリア、カンピオナートの3つをここからこなしていかなければならないのでどうしても怪我人も増えてきて
特に中盤3人の控え確保が急務なので2人はどうにか獲得したい…
とりあえずここから中3日で5試合(ダービー含む)をこなさなければいけないので
怪我人を出さずに乗り越えながら勝ち点を重ねていけることを祈って。

HONAMATA

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