ミラン、開始早々先制で突破を予感させるも後半に余計なプレーでテオが退場し敗戦。【ミラン対フェイエノールトCL決勝T プレーオフ2ndLeg 】

MIL

1stLegでは、攻撃陣も振るわず開始早々の失点を返せず敗戦し、今回はホーム、サン・シーロにフェイエノールトを迎え入れての2ndLeg。
前半こそ、前回対戦を忘れさせるほどの連動した動きと攻撃的なスタイルを見せて戦っていたものの、結果的に追加点を奪えず前後半の余計なプレーから貰った2枚のカードでテオが退場し数的有利をいかされ敗戦したこの1戦を振り返ります。(前半の感想は、まだ後半を知らない状態で書いていたのでその頃の筆者は後半の絶望を知りません)

【前半】

【4ー2ー3ー1】
33試合連続スタメンだった、フォファナがベンチスタート。
難しい試合になるだろうと思っていたら、まさかの【開始36秒で先制】
試合直後にプリシッチがPA付近で左足クロス、チャウが頭で折り返して点取り屋としてのポジショニングの良さ全開で中央で合わせたサンティが直近3試合連続のゴール。
今シーズンのCLで最速ゴールでもあったみたいです。

PA内でシュートを打てる回数も多かったし組み立ての部分では両サイドに振りながら、ワイドでボールを持った際に内側で連動した飛び出しの動きがあり、それに合わせて流動的な受けの動きもあって見ていてワクワクもする良いサッカーをしていた。

何より前のサンティプリシッチフェリックスレオンの4人の調子が凄く良くてその中でも飛び抜けてたのはやっぱりレオン
調子の並はあるものの、ドリブルを仕掛ける回数も多く、止まってからギアを上げて深い位置まで侵入する動きが光っていた。
ヒメネスが降りてフェリックスが抜けるシーンもあり、キーパーやポストに阻まれれ決め切る事は出来ず、追加点を決めたい場面でしたが攻撃の精度と選択肢が増えていて魅力的な前半でした。

【後半】(忘れたい)

後半もメンバーはそのままでスタート

後半も前半の勢いを潰さずに序盤は、前半同様左サイドをメインに攻撃を仕掛ける。
しかし
後半早々、左サイドレオン、テオの連携も上手く行ってポゼッション時もカウンター時も上手くいっていたもののカウンターの際にテオがシュミレーションで2枚目のカードを貰って退場。
この退場のジャッジは正しいものだったし、前半の余計なプレーでカードを貰っている状況でVARがある時代にあんな派手なシュミレーションをしたらそりゃ退場になる…この試合は良い攻撃がテオ自身も出来ていただけに無駄な判断プレーで後半の早い時間に退場するのは論外だった。

その後、人数差が出来た時間からフェイエノールトに隙を突かれ、左からの早く精度の高いクロスがパヴロヴィッチの頭上を絶妙に超えてヘディングで決められこの試合、最初で最後の枠内シュートで失点を喫してそのまま同点に追いつかれ引き分け、2試合合計2-1でCL敗退。

チュクウェゼもタミーが後半から出てきても、どうしても得点の匂い、チャンスを作れる空気の感じれなかったしこういう時こそ、ヨビッチに賭けたいけどCLの登録リストから外れてるからそこが地味に痛い…。

【総括】

前半こそ凄い良い攻めを立て続けにしていたし、やっぱり時間が経つにつれコンセイソンのやりたい事が少しずつ実現できているのかなと思います。
両サイドに幅をもたせてサイドバックも上がり、内側では飛び出したり受けに降りたりの回数が多かったし、あんなに縦関係で流動的な動きを見たのはかなり久しぶりだった…。

何度も思うことではあるけど、その良い時間帯に追加点こそ奪えなかったのが悔やまれる。
後半も人数差が生まれるまでは前半と同じプランで入れていたし、ギアを上げたまま特に左サイドから攻撃を仕掛けれていた。
故に、人数が減って守る姿勢に入らなければならなくなり配置していた位置に人が居なくなって、いざ慣れてきた所だったが選択肢を無くして単純なクロス、突破をメインに攻撃を狙うしかなくなってしまった。
その中で途中から出てきたメンバーで言うと唯一バルテザーギが攻守にバランスを見ながら熱い姿勢を見せつつ、クロス精度も含めて良かった。

チュクウェゼはもうカットインしかないのにそこですら、シュート・クロス両方ともまともにやりきれないからいよいよ限界なのかもしれないコンセイソン4-4-2の右で復活するかと思ったけどそんなに甘くなかった。パヴロヴィッチチャウは安定に良かったし守備面でも良いパフォーマンスで、特に攻撃面は2人とも違う配給で貢献していたし、チャウは特に楔やロングボールを使って最終ラインから攻撃のスイッチを入れていて流石でした

起きてしまった事は、仕方がないので残りのリーグ戦を全力で戦い連勝し続けて貰いたい。
フェリックスサンティウォーカーの補強は現段階でもう当たっているしその3人+復帰明けのボンド、ソッティルにも期待したい。

HONAMATA

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